財務諸表危険度分析「フロード・シューター」について

近年のIT技術の飛躍的向上の結果、財務諸表の信頼性の確保は、ITによる財務諸表危険度分析により、行政の介入なくこれを達成することができる。上場会社の有価証券報告書は、金融庁財務局によるEDINETにより電子媒体での適時開示が行われている。ここで粉飾決算の発見技法をプログラム化し、有価証券報告書をEDINETで読み込んでこのプログラムによるアルゴリズム解析を行えば、上場会社の財務諸表の信頼度が、驚異的な高速かつ低コストで判定できる。

このようにして開発されたのがIT型財務諸表危険度測定システムソフト「フロード・シューター」である。フロード・シューターは自らEDINETのXBRLを読み込み所与のアルゴリズムにより自ら該当財務諸表の危険度を測定する。

フロード・シューターの測定ロジックは、粉飾発見技法として有意性の認められる9群78評価項目につき、その内容に応じてマイナス評価を行い、そのマイナス点の合計により、「安全」・「準安全」・「要注意」・「要警戒」・「危険」という5区分の財務諸表危険度の格付けを行う。

既に2018年3月の第1回分析から2019年12月の第22回分析までフロード・シューターによる東証一部上場約2200社の分析が終了している。これら分析対象会社一覧はこのページより確認できる。

フロード・シューターは産業別に行われた各自の分析の都度プログラムを更新しており、今後は人工知能(AI)を搭載して更に進化を遂げていく予定である。御支援を賜りたく、お願い申し上げる次第である。

2020年1月3日 細野祐二


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